トランプ関税が米最高裁で違憲判決!日本のカツアゲされた80兆円に光明か、米イスラエル連合がイランを軍事攻撃へ(金融日記 Weekly 2026/2/13-2026/2/20)
公開日: 2026年2月22日 X
| TOPIX: | 3808.48, | -0.3% (1w), | +11.1% (YTD) |
| Nikkei225: | 56825.70, | -0.2% (1w), | +12.9% (YTD) |
| S&P500: | 6909.51, | +1.1% (1w), | +0.9% (YTD) |
| USD/JPY: | 155.16, | +1.5% (1w), | -0.8% (YTD) |
| EUR/JPY: | 182.61, | +0.7% (1w), | -0.6% (YTD) |
| Oil(WTI Futures): | 66.48, | +5.7% (1w), | +15.8% (YTD) |
先週(2月13日-20日)の株式市場は、日米で対照的な動きとなった。高市政権誕生のご祝儀相場で爆上げしていた日本株は、高値警戒感から一服し小幅安。一方の米国株は、AI関連銘柄の買い戻しもありS&P500は+1.1%と堅調に推移した。
さて、トランプ関税を巡るドタバタ劇である。日本はトランプ大統領から「関税を引き上げられたくなければアメリカに投資しろ」と脅され、カツアゲのような形で約80兆円もの巨額投資を約束させられていた。投資と言っても、儲けの9割はアメリカ側に落ちるという、目も当てられない不平等条約である。今週、ついにその第一弾となるアメリカのガス発電などのインフラ投資が発表された。アメリカのインフラのために日本の税金が使われることになる。
ところが、そんな「脅しの道具」であったトランプ大統領の相互関税に対し、米連邦最高裁が違憲との判決を下した。これで日本の80兆円カツアゲ案件も少しは見直される光明が差すかと思いきや、トランプ氏は全く意に介していない。別の通商法を持ち出して「新関税を税率15%に引き上げて発動する」と表明した。市場はトランプ氏の暴走に慣れっこになっているのか、これまでのところ関税のドタバタ劇にはあまり反応していないようだ。
また、深刻なリスクとして急浮上しているのが、アメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃である。原油価格(WTI)は週間で+5.7%と急騰し、年初からすでに+15%以上も値上がりしている。トランプ大統領は、圧倒的な武力行使をチラつかせて、イランを屈服させようとしているが、一歩間違えればペルシャ湾岸全体を巻き込む全面戦争に発展しかねない。
●日本の対米投融資「第1弾」、ガス発電など5.5兆円決定 トランプ氏発表
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN130BA0T10C26A2000000/
★80兆円の投資と言っても、損したら日本が被り得したらアメリカが9割取るという、まさにジャイアン的なものである。
https://x.com/kazu_fujisawa/status/1982347965403730424
●トランプ相互関税は違憲 米最高裁が判決、還付は明示せず
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN12CXR0S5A111C2000000/
●トランプ離れが加速 関税訴訟・解説
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026022100275
●トランプ氏、新関税の税率「15%に」発動前に引き上げ表明
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN2134F0R20C26A2000000/
●トランプ氏の対イラン攻撃示唆、核合意迫る戦略が裏目に出る恐れ
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-02-21/TAT8P6KJH6V400
●トランプ氏、イランへの「限定的軍事攻撃」を検討と 核合意迫る
https://www.bbc.com/japanese/articles/c20412zlxjlo
●再びの戦火か 米の警告に「不可避の戦い」覚悟するイラン市民
https://www.afpbb.com/articles/-/3623351
米個別銘柄の週間パフォーマンス (2026/02/13-2026/02/20)

出所: Google Finance, Yahoo!Finance
香港個別銘柄の週間パフォーマンス (2026/02/13-2026/02/20)

出所: Google Finance, Yahoo!Finance
日本個別銘柄の週間パフォーマンス (2026/02/13-2026/02/20)

出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移

出所: 日経新聞社
直近1年のドル円とユーロ円の推移

出所: セントラル短資
イールドカーブ (2026/02/20)

出所: Bloomberg.com
主要通貨の週間パフォーマンス (2026/02/13-2026/02/20)

出所: セントラル短資
直近1年のS&P500種指数と原油価格の推移

出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD] (2026/02/13-2026/02/20)
![地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]](charts/Chart20260221_WrdEquity.png)
出所: iShares, Bloomberg.com
今週のマーケット・イベント
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米12月製造業新規受注
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米2月リッチモンド連銀製造業指数
米2月消費者信頼感指数
米2年国債入札
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日2月東京都区部消費者物価指数(CPI)
日1月商業動態統計
日1月鉱工業生産指数
日2年国債入札
米1月生産者物価指数(PPI)
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