対中強硬で日中関係悪化も高市内閣支持率75%、株式市場やビットコインはAIバブルを警戒しつつも持ち直す(金融日記 Weekly 2025/11/21-2025/11/28)
公開日: 2025年11月30日 X
| TOPIX: | 3378.44, | +2.4% (1w), | +20.6% (YTD) |
| Nikkei225: | 50253.91, | +3.3% (1w), | +26.0% (YTD) |
| S&P500: | 6849.09, | +3.7% (1w), | +16.4% (YTD) |
| USD/JPY: | 156.28, | -0.7% (1w), | -0.5% (YTD) |
| EUR/JPY: | 181.28, | -0.1% (1w), | +11.0% (YTD) |
| Oil(WTI Futures): | 58.55, | +0.8% (1w), | -18.4% (YTD) |
先週(11月21日-28日)の株式市場は、AIバブルへの警戒感が燻る中、日米ともに株価は堅調に推移した。S&P500は週間で+3.7%と大幅続伸し、日経平均も+3.3%上昇して5万円台を回復している。
国内政治では、高市首相の「台湾有事の際には自衛隊を出動させる」という趣旨の国会答弁以来、日中関係は急速に冷え込んでいる。中国政府は対抗措置として、日本への旅行自粛要請や水産物の輸入規制継続を行っており、デエスカレートする兆しは見えない。しかし、こうした対中強硬姿勢にもかかわらず、あるいはそれ故か、高市内閣の支持率は75%と横ばいで高止まりしており、自民党の支持率も41%に上昇している。国民が高い支持を与えている現状は、政権基盤を盤石にしている一方で、地政学的リスクを危ういレベルまで高めているとも言える。
経済面では、高市政権の掲げる積極的な財政拡張路線(サナエノミクス)を市場が意識し、為替は1ドル156円台の円安水準で推移し、国債金利も上昇傾向にある。株式市場やビットコインなどは、AIバブル崩壊論やインデックス投資の限界説が囁かれつつも、今のところ大きな調整には至らず、過熱感を保ったまま推移している。
●高市発言と中国の怒り...台湾の歴史と日中の未来予測を徹底解説(NAKATA UNIVERSITY)
https://www.youtube.com/watch?v=FMPCWAw6sNE
●高市内閣、支持率横ばい75% 自民党の支持率41%に上昇
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA28AL70Y5A121C2000000/
●円安・債券安を招いた高市政策
https://www.dlri.co.jp/report/macro/546317.html
●S&P500神話の終わる時 インデックス投資バブルの形成過程と、AI投資がもたらす株式市場のレジームチェンジ
https://note.com/may5x/n/n814696d63dd3
米個別銘柄の週間パフォーマンス (2025/11/21-2025/11/28)

出所: Google Finance, Yahoo!Finance
香港個別銘柄の週間パフォーマンス (2025/11/21-2025/11/28)

出所: Google Finance, Yahoo!Finance
日本個別銘柄の週間パフォーマンス (2025/11/21-2025/11/28)

出所: 会社四季報、Yahoo!ファイナンス
直近1年の日経平均株価とインプライド・ボラティリティの推移

出所: 日経新聞社
直近1年のドル円とユーロ円の推移

出所: セントラル短資
イールドカーブ (2025/11/28)

出所: Bloomberg.com
主要通貨の週間パフォーマンス (2025/11/21-2025/11/28)

出所: セントラル短資
直近1年のS&P500種指数と原油価格の推移

出所: Yahoo!ファイナンス、Bloomberg.com
地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD] (2025/11/21-2025/11/28)
![地域別株価指数とコモディティの週間パフォーマンス[USD]](charts/Chart20251129_WrdEquity.png)
出所: iShares, Bloomberg.com
今週のマーケット・イベント
12月1日(月)
日7-9月期四半期法人企業統計調査
日11月新車販売台数
日11月軽自動車新車販売台数
中国11月RatingDog製造業購買担当者景気指数(PMI)
米11月ISM製造業景況指数
12月2日(火)
日11月マネタリーベース
日11月消費動向調査
12月3日(水)
中国11月RatingDogサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
米11月ADP雇用統計
米9月輸出・輸入物価指数
米11月ISM非製造業景況指数
12月4日(木)
米10月貿易収支
12月5日(金)
日10月家計調査
日10月景気動向指数
米12月ミシガン大学消費者態度指数
米9月個人所得
米9月個人消費支出
米10月消費者信用残高
12月6日(土)
12月7日(日)